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【店員T 第1回】FAIRY TALE/ IRON ATTACK!

【店員T 第1回】FAIRY TALE/ IRON ATTACK!


どうも、はじめまして。店員Tです

初めてのレビューということで、拙い文章かもしれませんが、頑張ります。

記念すべき?一発目はIRON ATTACK!さんのFAIRY TALEというアルバムです。実はこのアルバム、2013年に発表されたもので、まあまあ前の作品になってます。ただ、このアルバム、いつ聞いても新しい、斬新な楽曲が入ったアルバムなんで、是非とも聞いてほしいです。

そんなわけで、ヴォーカルアレンジ1曲を、一番の歌詞に注目しながら紹介させていただきます。よろしくお願いします。

Fairy Tale

クラッシック風に始まるこの曲、いつものIRON ATTACK!とは一味違うことが一発でわかると思います。

ーそれは遠い昔話

 沈めたい遠い過去 泡のように消える

そんなフレーズから歌詞が続いていきます。いつもよりもおとなしいメロディと、過去に思いを馳せる歌詞が、絶妙にマッチしています。身の程知らずの思い」とあるように、この曲は、わかさぎ姫の非恋物語がテーマとなっています。わかさぎ姫の叶わない恋心を夜の湖の情景などに例えながら、曲は進んでいきます。

ー憐みのFairy Tale夜に濡れて

 人魚姫は 陸にあがり 愛のうた歌う

”人魚姫”を”マーメイド”と読んだり、「泡のように消える」という歌詞があったりすることから、僕はこの、日本の妖怪のわかさぎ姫に、リトルマーメイドのような、西洋風のわかさぎ姫という少し風変わりな印象を持ちました。しかし、この西洋風なわかさぎ姫のイメージは、西洋風のハードロックにぴったりと合うんです。そこに気づくと、一気にこの曲の世界観に引き込まれます。

ー哀しみのFairy Tale 波に砕け

 その調べは飲み込まれた

 湖の藻屑 ああ 消える

愛をうたうも、儚く消えていくわかさぎ姫の想い。それは、波間に飲み込まれ、湖の底へと沈んでいきます。歌詞には、”湖の藻屑””消える”の間に、”ああ”と嘆くようなフレーズが入ります。これを、まいなすいょんさんが、力強くもどこか儚く歌います。さすがの表現力で、いつもこれを聞くとき、悲哀に満ちたわかさぎ姫の心模様がはっきりと浮かんできます。

 

 

...ともっと書きたいんですけど、是非自分の耳で聞いてほしいので、ここまでにします。ちなみに、もう一曲ヴォーカルアレンジあります。
Mirage of the Moonlight ~月下の蜃気楼~
こちらも聞いてみてください。すげーいいぞ。

次回があったら、そのときはまた頑張ります。

また会いましょう。

 

↓トラックリスト↓

1.Mist on the Lake

原題:ミストレイク

2.Fairy Tale

原題:秘境のマーメイド)

歌:まいなすいょん

3、4&13 Strings

原題:マジカルストーム~幻想浄瑠璃

4、Snake Tail

原題:柳の下のデュラハン

5、Dark Kingdom

原題:暗闇の風穴

6、Hellraisers

原題:旧地獄街道を行く

7、Mirage of the Moonlight ~月下の蜃気楼~

原題:満月の竹林~孤独なウェアウルフ

歌:まいなすいょん

8、Fairy Tale -Vrrrカラオケ-

9、Mirage of the Moonlight ~月下の蜃気楼~ -Vrrrカラオケ-

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【Fairy Taleの詳細はコチラ】

【サークル:IRON ATTACK! 他の作品はコチラ】

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